海の中の光

 

Travis Japan Debut Concert Tour 2023 THE SHOW〜ただいま、おかえり〜

全23公演お疲れ様でした。デビューコンサートの感想を、初めて宮近くんに会えた嬉しさを、言葉にしようと思います。書く前から分かってる。このブログきっとまとまり無いし、引くほど長い。あと若干コンサートの内容書いちゃうし自分語りしちゃいますが許してけろ。

 

“第1希望当選”の文字を見た時、夢を見ているのではと本気で思った。お昼休み明けの授業中、何度確認しても同じ文字がそこにはあって、夢ではない現実だ、と確信した時、誰にもバレないように机の下でガッツポーズをした。はじめてだった。Travis Japanのパフォーマンスを見ることも、宮近くんに会えることも。ふわふわと浮き足立つ気持ちが抑えられなくて、授業終了後、柄にもなく友人に「好きなアイドルのコンサートに行けることになった」と報告した。わたしがジャニーズがすきだなんて知る由もない友人は驚いていた。随分意外だったらしい。「めっちゃニコニコしとるけん、良いことあったんかな〜と思っとった」と返された時は、マスク越しでも分かるくらいニヤついてた自分が少しだけ恥ずかしく感じたが、それも思い出としてここに残しておく。

思えば、彼らに会うには縁遠い日々だったと振り返る。好きになったタイミングが絶妙だったし、単純にチケットが当たらない上に、初めて会う時はどうしても自名義で当てたチケットで入りたいという私のこだわりが益々遠のかせていった。積めばもっと早くに会えただろうけど、わたしは今のこのタイミングで会えたことに意味があると思ってる。はじめて行く彼らのコンサートが記念すべきスタートラインに立つコンサートであること、ずっと言いたかった4文字を届けることができるコンサートであること、素敵な巡り合わせだと思う。

 

12月に当落が出てそこから1月28日の公演初日まであっという間だった。現地販売されるグッズも、入るまで分からないセトリも、公演後に流れるレポもコンサートでは当たり前なはずなのに、どこか不思議な気持ちになった。当たり前を当たり前に行えているのは、きっと、驚くほどに生活や日常が変わっていった中でも、わたしがあなたが彼らがみんなが健康に気をつけて日々を過ごしてきた結果だと思う。

 

ここで聞いてもレスポンスは返ってこないことは承知のうえで聞きますが、(ここまで読んでる人がいたらあとでこっそり教えて♡)初日に入る時は別として、みなさんは自分が入る公演前にセトリや構成などを見る派でしょうか。今ネットで調べたら、100名に聞いて見る派50名見ない派50名という奇跡のような結果が出てきたのですがどうなんだろう。私は、寝たら忘れるためガンガンに見ちゃう派で。例にも漏れず、初日が終わった後すぐにTwitterで検索をかけたら一人一人の挨拶が流れてきた。

 

1月28日愛知 昼公演夜公演の宮近くんの挨拶の一部を記します。

 

Travis Japanを作るのは、ここに来てくれる皆様、他来れていない皆様、ずっと僕らに愛を注いでいる皆様、一人一人、どの人も欠けちゃいけないと思っています】【一対大勢ではなく、一人一人なんです】【一人一人が作っていくのがTravisJapanだと思ってます】

初日に入っていないので、わたしはこの挨拶を宮近くんの声で聴いていないし、話している間どんな表情だったか分からない。だけど、この挨拶を見た時、不思議と宮近くんの声で再生され、あったかい目をして会場に語りかける姿が浮かんだ。浮かんで、もう一度挨拶を読み返した時、目の前が滲んだ。ボロボロと涙がこぼれ落ちた。応援している人を誰1人として取り残さない、名前も顔も分からないファンのことをひとりひとりとしてみている姿勢に胸がきゅっとなり、わたしもTravis Japanの一員なんだなって誇らしく思いました。嘘も翳りもないまっすぐな想いを届けてくれる宮近くんのことがだいすきだと改めて感じた夜。好きの気持ちが幾分にも増した夜。早く会いたいと高鳴る気持ちが抑えられず、入る公演日までの日数を数えカレンダーにバツ印を書いた夜。ぜんぶぜんぶ覚えておきたいから書き記す。

 

 

 

さてさて、ここからコンサートの感想に入ります。

 

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コンサートが始まって、宮近くんを見た時「かっこいい……」って声が思わず出た。こんなにもかっこいい人が存在するんだ、宮近くんって本当にいるんだ、ってちょっと震えました。本当に。寝たら忘れちゃうわたしだけど、「ただいま」って言った宮近くんの顔、自分の魅せ方をぜんぶぜんぶ知ってる顔、ちょっとだけニヤッとしたあの顔は今でも脳裏に焼き付いてる。宮近くんのかっこよさに衝撃を受けたらそこからあとはもう、流れてくる音楽に身を任せてペンライトでうちわで歓声で愛を伝えるのみだった。宮近くんが魅せるかっこいいもかわいいもセクシーも全部知ってたはずなのに、生で見ると、表情ひとつで、指先ひとつで身も心も全て奪われていった感覚になったし、そんな表情もできちゃうんだって新たに宮近くんの一面を知りました。おどけた表情も、メンバーと話してる時のふにゃっとしたあの笑顔も、前を見据えて微笑む姿も、別れ際「ありがとう」って手を振りながらくしゃっと頷く姿も好きで好きで堪らなかった。こんなに好きなのにどんどん好きにさせてくる宮近くんがずるくてかっこよくて。この気持ちを、コンサートの楽しさを、わたしの中の言葉たち総動員させてもうまく伝えられないのが悔しい。まだ観ていたくて、バイバイしたくなくて、終わるな〜〜時間止まれ〜〜この時間ずっと続け〜〜と願っていたけれど、はじまれば終わりが近づくもので。体感3秒ほどでコンサートの幕が降りた。世界で1番幸せな時間だった。

宮近くんのステージ上での立ち振る舞いで記憶に残っているものをひとつ。ステージから捌ける時に踊りながら音を身体で感じながら捌けていく姿が印象的でした。ただ階段を降りるだけじゃない。お客さんにファンに見えなくなるまで踊り続けるその姿は、プロフェッショナルでエンターテイナーそのものだった。“アイドル宮近海斗”を体現しているかのような瞬間で、その瞬間を自分の目で見ることができて良かったと思ったし、やっぱりそんなところも含めて宮近くんのことがだいすきだと思った。

 

終わってすぐに次会える機会に向けてのことを想像しちゃうし、ここに残しちゃうけど、次会う時はうちわを作りたいな〜と公演後、ふわふわする頭の中で思った。以前から、宮近くんはファンサをしないというのは聞いていたし、彼自身も苦手かも…なんて言っていたけど、実際入ってみると噂通り、特定の誰かに向けたファンサをしないひとだった。微笑みながら手を振ってて、それもそれでかわいくて困った。宮近くんにしてほしいことはたくさんあるけど、挙げたらキリがないので、好きだよ〜とか元気でいてね〜みたいな気持ちをうちわにして届けられたらもっと楽しめるのかもしれないと思ったので、次はちゃんと作ろうと思う。あと、トラッコに跨った宮近くんが来た時、偶然にもこちらを向いている時、手元が狂ってそれまで赤色にしていたペンライトが緑色になったこと、後悔してるし、不可抗力といえど、ちょっとだけ反省。すきなひとを前にすると、気持ちどきどきで手元がおかしくなることを学んだので、次はちゃんとずっと赤色にしような!じぶん!(自戒も込めて)

 

 

 

宮近くんのこと、「好きな人」とか「推し」とか「恋」とかそういう言葉で表すには、不確かでどこか漠然とした表現であると思っていた。だけど、初めて宮近くんを見て感じた。わたしにとって宮近くんを一言で表すなら“光”そのものだと。暗くて深い海の中にいる時に、こっちだよと手を差し伸べて明るい方へ連れていってくれる人が宮近くんだと。だから私も宮近くんが迷った時、不安でたまらない時、悲しくてたまらない時、ただ励ます光になれたら嬉しい。ペンライトの海の中の光のひとつになれたら嬉しい。そんなことを今思ってる。


だいすきな宮近くん。きっとまだ夢の途中。これから先見せてくれる景色、望む未来、描く夢、どんなものが待っているんだろうか。想像するだけで楽しみで幸せで仕方ありません。きっと思い通りにいくことばかりじゃないと思う。風向きが味方しないこともあると思う。そんな時は隣にいる6人の手をとって臆することなく突き進んでほしい。駆け抜けていってほしい。誰からも邪魔されることなく、誰かの行き過ぎた声が届くことなく、心無い言葉で傷つくことなく、あなたたちが作り上げるエンターテイメントが守られていってほしい。そう願わずにはいられません。素敵な空間を時間をありがとう。いつかまた会いに行けますように。ステージに立ちパフォーマンスする姿が見られますように。アイドルの宮近くんに会えて幸せです。アイドルで居続けてくれて、ステージに立つことを選び続けてくれてありがとう。わたしにとってあなたは最高のアイドルです。

 

全23公演本当にお疲れ様でした。元気でいてね。だいすきだよ〜〜〜〜〜〜!!!

 

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